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接客・販売

マザーハウスの福岡から途上国の可能性を伝える仕事。

株式会社マザーハウス

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、2006年にスタートしたマザーハウス。国内外で35店舗を展開する中、九州では唯一の店舗が、ここ福岡・天神にあります。

今年の3月には福岡出店10周年を迎え、福岡のマザーハウスは今、次なるチャレンジの時を迎えているのだとか。そんな中、福岡の店舗スタッフを募集しているとのことでお話を伺ってきました。

対応してくださったのは「マザーハウス ラシック福岡天神店」店長の浅川萌さんと、スタッフの丹羽卓人さん。店頭で迎えてくださったおふたりはやわらかな笑顔が印象的でしたが、お話を伺ううちに、単なる接客・販売を越えた志の高さに、「ショップスタッフ」の概念を改めることになりました――。

◎福岡出店10年。次なる挑戦へ

――さっそくですが、まずはマザーハウスという会社についてお聞かせいただけますか?

浅川さん:はい。マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、2006年にバングラデシュから始まった会社です。特徴としては製販一体で、ものづくりの裏側にあるストーリーからお客様にお伝えできるところだと考えています。
現在では6カ国で製造した製品を、日本をはじめとした4つの国で販売しています。バングラデシュではバッグや革小物、ネパールでは天然素材を使ったストールやセーター、インドでは洋服、そしてスリランカ・インドネシア・ミャンマーではジュエリーを作っています。

▲ルビーを採掘しているミャンマーのモゴックの町並み


――個人的にマザーハウスさんというとバッグの印象が強かったのですが、その他のアイテムも充実されているんですね。

浅川さん:そうですね。ここ『福岡三越』地下の「ラシック」内でも昨年、移転・拡張をしたのですが、その背景にも、ジュエリーやストールなどアイテムが増えてきたという状況がありました。福岡の店舗は今年で10周年を迎えましたが、これまでもアイテムの増加と共に福岡市内を移転しながら、少しずつ大きくなってきました。

――移転や拡張をされながら、10年を積み重ねてこられたんですね。節目を経て、今回スタッフ募集をはじめた経緯をお聞かせいただけますか?

浅川さん:マザーハウスは国内外で35店舗と増えてきましたが、私たちの理念をお伝えするにはまだまだ店舗が足りないと思っています。中でも九州はまだ福岡にある1店舗のみ。これからは、福岡や九州のお客様にもっとマザーハウスのことをお伝えしていきたいと考えています。具体的には店舗も増やしていきたいですし、イベントもより積極的に行っていきたいです。そのために仲間を増やしたくて、福岡でのスタッフ募集を始めました。

――今回募集されているのは、どういったお仕事でしょうか?

浅川さん:福岡で私たちと働いてくれるショップスタッフを募集しています。内容は、いわゆる接客やレジにとどまらず、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という私たちの理念の実現にまつわるいろいろなチャレンジをしていただくようなお仕事です。

――理念の実現にまつわるチャレンジというのは、具体的にどのようなことでしょう?

浅川さん:一般的にショップスタッフというと「お店に立って接客する」のがメインと考える方が多いと思います。もちろん私たちもそれは行うのですが、福岡はまだ1店舗ということもあり、イベントなども自分たちで企画・運営することが多いです。そのぶん社歴などは関係なく、自主的に企画提案をしたり、広報業務をおこなったり、必要があれば本社や生産地に掛け合って協力を得たりと、いろいろなことに取り組める土壌があります。そういったチャレンジを楽しんでいただける方に来ていただけたら嬉しいですね。

◎自ら手をあげ、叶えられる職場

――店舗のイベントは本社からの指示ではなく、店舗発で企画されているんですね。

浅川さん:そうなんです。マザーハウスではお店を「ものづくりのゴールをお客様にお届けする場所」と考えていて、その役割を果たす店舗をとても大事にしています。そのため店舗が主体となって動くことが多いですし、店長も「店舗を一つの中小企業と捉え、その社長であるという意識で」と言われています。だから予算や戦略も自分たちで考えますし、利益の責任ももちますし、スタッフの育成やお客様対応に関しても、店舗が主体性を持ってやっているんです。

――たしかに店舗の裁量が大きく、幅広くチャレンジできそうな印象を受けます。たとえば店舗スタッフでありながら、商品開発に関われたりもするのでしょうか……?

そうですね。チャレンジ次第ではいくらでも仕事の幅を広げていけるので、例えば商品開発をやりたいと思った場合には、店舗スタッフであってもできる環境があります。私も、昨年お店が移転・拡張した際、福岡オリジナルの限定アイテムを企画・販売した経験がありますよ。

▲福岡限定アイテム

――それはおもしろいですね。限定アイテムの生産はどんな流れで進めていったのでしょう?

浅川さん:移転拡張の背景には「バッグだけでなく、ストールやジュエリーもたくさん見ていただけるお店に」というメッセージがあったので、ストールとジュエリーで限定商品を作ろうと考えたんです。ジュエリーはインドネシアの線細工が人気だったので、私たちでデザイン原案を考え、インドネシアの職人に伝えて仕上げてもらいました。

現地とのやりとりはカントリーマネージャーを通して行いましたが、私もインドネシアの職人には会ったことがあり、職人の顔も思い浮かんでいたので、やりとりはスムーズでしたね。マザーハウスには「ファクトリービジット」といって、スタッフが生産国を訪れるチャンスもあるんです。


――店舗で働きながら、商品開発に携われるような可能性も広がっているんですね。スタッフとして一緒に働かれている丹羽さんにもお話を伺っていきたいと思いますが、丹羽さんもご自身で企画提案されたようなご経験がおありでしょうか?

丹羽さん:はい、わたしは中途入社でマザーハウスは2年目なのですが、今年の6月と7月には、副社長の山崎が関東を中心に開催してきた「マザーハウスカレッジ」というトークイベントを、福岡の店舗で開催しました。

――それは、どういった経緯で開催に至ったのでしょう?

丹羽さん:もともと自分が経営者の話を聞けるようなセミナーが好きということもあり、「マザーハウスカレッジ」を福岡でも開催したい、という思いがあったんです。ちょうどそのころ福岡の店舗も拡張して場所もできたので、「マザーハウスカレッジ」をやりたいと本社に投げかけ、副社長と直接やりとりを重ねて、開催に至りました。
役職や社歴がなくても、そういったイベントの立案は可能ですし、フラットにアクションができる職場だと思います。

◎どう働くかは、どう生きるか

――ここまでやりがいをメインにお話を伺ってきましたが、一方で大変だと感じることもありますか?

浅川さん:やりがいと表裏一体だと思うのですが、自分の意見を常に求められつづけるのは、時として大変だと思うこともありますね。

丹羽さん:そうですね。私は前職が別のアパレル店舗でしたが、そのころとはだいぶ感覚が違います。「ショップスタッフというのはこういう仕事だろう」と思っていた点がすべて取り払われて、こんなに自発的に動くのか、と最初は戸惑いました。

浅川さん:常に自分に問い続けるのはやっぱり大変です。でもそれを乗り越えた先に一皮むけた自分がいて、少しずつできることが増えていく楽しさもある。だから考えつづけて、また少し成長して、また考えて……という繰り返しを常にやっている感じですね。

――自分に問い続ける。具体的にはどんな問いになるのでしょうか。

浅川さん:店舗はものづくりの出口です。つまり私たちしか、生産者や途中でがんばってくれた皆の思いを伝えられないんです。一方で、今日出会うお客様に明日は出会えない。だから一期一会に対して責任があると思っています。毎日毎時間、違うお客様に対して常にベストを尽くせているか?という問いはありますね。

――深いですね……。そういったマインドは、入社当時からお持ちだったのでしょうか?

浅川さん:いえ、理念には当初から共感していましたが、その実現を自分に問い続けていくマインドはなかったです。働きながら、必要だなと思ってやり続けているうちに、なんとかできるようになったのだと思います。

――たとえばこの記事を見て興味を持ち“自分にできるかな?”と考えている方がいるとしたら、なんと説明されますか?

浅川さん:そうですよね……。ちょっと大きな話をすると、働くことを考えることは、人生を考えることに重なると思うんです。だからその方が人生で目指したいことと、マザーハウスがやっていきたいことの親和性が高いのであれば、問い続けるマインドは働きながら身についてくるものだと思います。ただ“入社するだけでそれが実現する”わけではないので、ここで働くことをご自身がどれだけ納得できているか、が一番大切かなと思います。

――納得感があってこそ踏ん張れる部分もある、と。それは今回とても大切なポイントだと思うのですが、おふたりはマザーハウスのどういうところに共鳴して、働いていらっしゃるのでしょう?

浅川さん:そうですね。会社の理念は「途上国から世界に通用するブランドをつくる」なのですが、マザーハウスが大事にしている哲学も含めて、いろんな共感ポイントがあっていいかなと思います。「お客様にベストを尽くす」や「ものづくりを通して可能性を伝える」など、哲学はいろいろとあります。

私の場合は、途上国への思いが強いです。学生のときにインドのストリートチルドレンに出会ったのですが、何もできなかった自分が悔しくて。その後ボランティアをしたり、日本語教師として海外で働いたりもしていたのですが、何か違うと思っていました。そんな中でマザーハウスと出会い、途上国の方々と対等な関係でがんばるという関係性に深く納得して。だからその環境で精一杯働くことに疑問はないですね。

――説得力がありますね。丹羽さんはいかがですか?

丹羽さん:私の場合は、ビジネススタイルとしてのマザーハウスに興味があって入社しました。それまで自分の中で、貧困国への支援というとNPOなどしかないと思っていたのですが、マザーハウスではビジネスでその基盤を固めていくと知って感銘を受けたんです。社会課題に対してビジネスで取り組むというのは、日本国内でも活かせる考え方だと思っているので、それを実現している組織に興味があって入りました。

――おふたりとも、背景はそれぞれ違っておもしろいですね。

浅川さん:そうなんです。他のスタッフも一人ひとり、全然違います。ただ共感ポイントは違っても、それぞれがここで働く意味についてしっかりと納得できていれば、同じ方向を見てチャレンジしていけると感じています。

◎福岡から、未来を描く

――今後は店舗も増やしていきたいということですが、福岡や九州エリアの出店プランについても、店舗が主体的に考えられているのですか?

浅川さん:会社の方向性と一致しているかなどの確認はありますが、主体的に動いていますね。そもそも出店する必要があるのか、あるとすればどこに出店したらいいのかなどを自分たちで検討しています。

丹羽さん:実際に店舗を出せそうなところに行って、通行量やお客様の年齢層などをリサーチし、候補地を提案したりもします。本部には出店候補地の土地勘はないので、「ここにポテンシャルがある」と調べて提案していくんです。なかなか大変なことですが、皆で一緒に「こうしたらいいんじゃないか」と議論をしていくのはおもしろいですし、やりがいがありますね。

――ちなみに浅川さんの名刺には「店舗統括責任者(九州エリア担当)」とありますが、福岡にとどまらず、九州エリア全体も見られているのでしょうか?

浅川さん:九州エリア全体にマザーハウスをどう作っていくかの責任をもってやりたい、という宣言の意味を込めて、私の意志で書きました。すぐには無理でも、ゆくゆくはできれば九州全県に、という思いはあります。そういった構想も視野に入れつつ、スタッフと一緒にチャレンジしていきたいですね。

――店舗が増えてきたら、どんな取り組みを増やしていきたいですか?

浅川さん:ポップアップショップの運営や店舗イベントの開催、それから地域に対してのアクションも増やしていきたいです。たとえば先日は、ある中学校のワークショップに参加して、私の仕事やその背景について子どもたちに話す機会がありました。人が増えれば、そんな取り組みにも力を入れていけると考えています。
また、人が増えれば議論も活性化し、これもできる、あれもできるとアイデアが生まれ、いろいろなチャレンジができる可能性が広がるかなと思っています。

――最初から最後まで「チャレンジ」が一貫してキーワードになっていましたね。

浅川さん:福岡はスタートアップの街、と言われることが多いので、いわゆる起業家マインドを持っている方も多いと思うんです。マザーハウスはいわゆる小売業で、国内外で35店舗を展開しているお店ではありますが、会社という冠を使って、起業家マインドでチャレンジしていくことができる環境だと思います。私たちと一緒に、福岡のマザーハウスの未来を作っていってくれる方をお待ちしています!

取材中も穏やかな雰囲気をまとっておられたおふたりでしたが、お話を伺ってみると、その中には想像を超えるほどの熱量と、仕事や社会に対する真剣な思いがありました。マザーハウスの理念や哲学に共感する方にとっては、福岡を拠点に自分のアイデアを形にしていける、とても魅力的な募集だと思います。

自分と向き合い、問いから生まれるチャレンジを続けた先にどんな未来が待っているのか。一緒に見にいってみませんか?

<お知らせ>
11/17(日)に福岡店にてマザーハウスの現場スタッフと執行役員が登壇する採用説明会が開催されます。マザーハウスで働くリアルを聞くことのできる絶好の機会ですのでぜひご参加ください。
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「マザーハウスで働くを知る」採用説明会
日時:11/17(日)10:15-12:15
場所:マザーハウスラシック福岡天神店
https://www.mother-house.jp/magazine/event/4668
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会社名
株式会社マザーハウス
募集期間
決まり次第終了
採用人数
若干名
募集職種
ショップスタッフ・ショップマネージャー候補
雇用形態
・正社員
・アルバイトスタッフ(週5〜)
・学生アルバイト(週2〜)
勤務地
福岡県福岡市中央区天神2-1-1 福岡三越地下1F ラシック福岡天神
勤務時間
シフト制、フルタイム(1日実働8時間、週5日勤務)
給与
入社時給与※23万円~27万円 【年収300万円程度〜】
※前職の経験やスキルを考慮して

相談入社後年収例
•副店長:20代前半(中途入社1年目)
年収350万円/基本給27万円+残業手当+賞与(年2回)
•店長:20代後半(中途入社3年目)
年収500万円/基本給34万円+管理職手当3万円+賞与(年2回)
業績が好調に推移している為、状況に応じて給与テーブルの改定を行っています。
福利厚生
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、定期健康診断実施、インフルエンザ予防接種
休日休暇
•土日(店舗スタッフは月9休)
•有給休暇:初年度10日
•慶弔休暇
•産前・産後休暇
•夏季休暇(5日間)、年末年始休暇(4日間・店舗スタッフは別時期に連休取得)
連続5日以上の休暇を年2回以上取得することを推奨。
仕事内容
お店は一つの中小企業と捉えています。
店長は、その経営者として店舗の経営戦略や予算、人材育成の立案遂行を担当していただきます。
•店舗運営(戦略立案、商品発注、在庫管理、ディスプレイなど)
•直営店での接客、販売
•イベント企画、店舗発の商品企画
•人材育成
応募資格
年齢・性別・学歴不問
選考プロセス
STEP-1.当サイトへのお申込み
STEP-2.書類選考
STEP-3.面接(2〜3回)
備考
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