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八雲の未来がここから変わる!SAGAのものづくりを担う人材募集!

株式会社八雲製作所

ドスンッドスンッドスン!
取材で通された事務棟にも、重そうな機械の音が響きます。大きいものでは5,000キロニュートンにもなるプレス機械の稼動音なのだとか。

今回お邪魔した株式会社八雲製作所は、吉野ヶ里遺跡で知られる佐賀県神埼市にあります。
いわゆる地方の製造業の会社と思われるかもしれませんが、これまでの取り組みが評価され、現在佐賀県が進めるものづくりの会社を対象とした、「SAGA FACTORY BRANDING」のモデル企業に選ばれました。

「若者がものづくりに夢を描けるように、職人が誇りを持って働けるように、そんなものづくり企業のための『会社づくり』を始めましょう。」SAGA FACTORY BRANDINGの紹介ページには、そんな一文が掲げられています。

現在、新たな「会社づくり」の真っ只中にある八雲製作所から、代表取締役社長の久保靖典さん、常務取締役の藤丸精二さん、取締役経理部長の今泉拓也さん、技術職の藤丸史弥さんに、これまでのことや現在の取り組み、これからどんな人材に出会いたいか等々お話いただきました。

◎創業82年の金属加工会社

ーー工場から大きな音がしていますが、八雲製作所の成り立ちや作られている製品のことなどを教えてください。

久保さん:マツダやトヨタ、ホンダなどの自動車やバイクの部品、家庭用品や半導体といったさまざまな部品の金属加工をしています。1938年に私の祖父をはじめ3人がプレス加工の専門メーカーとして創業しました。それぞれの苗字の頭文字「や」「く」「も」をとって名付けたと聞いています。佐賀市内で創業し、40年ほど前に神埼に会社を移し、私で4代目になります。

ーー今年で創業から82年ですね!それだけ歴史があると作るものも変化してきているのでしょうか?

藤丸(精)さん:そうですね。最近ではコーヒーミル(豆挽き器)の金属部分なども作りました。物を運ぶ台車のキャスターの部分などもそうですね。自動車やバイクなどは新製品が出るごとに新たな部品に変わりますので、同じ製品を作り続けるというより、3年から5年、10年といったサイクルで金型部分の設計から実際の部品の製造なども行っていますよ。

◎30代前半で社長就任。馴れ合い体質に疑問

ーー久保社長は若く見えますが、おいくつのときに会社を継がれたんですか?

久保さん:現在43歳で、社長に就任したのが2011年でしたから、30代前半でしたね。当時は非常にワンマン経営だったと思います。よく怒鳴っていましたよ。入社した頃は父が社長だったのですが、良くも悪くも「昭和の町工場」といった感じで、一部の幹部社員とは馴れ合いになっていましたし、会社組織としてもなんというか「幼い」という言葉が合っていたかもしれません。

ーー怒鳴ったりされてたんですか!いまの印象とかなり違いますね。久保社長は八雲製作所に入られる前はどちらにおられたんでしょうか?

久保さん:パナソニックの設計部門にいました。パナソニックはさまざまな事業部で会社が分かれているんですが、福岡に本社のある部門で仕事をしていました。もともと会社を継ぐつもりではあったのですが、実際に入社して戸惑いましたし、このままではダメだと強く感じました。社長になってからとにかくトップダウン式で改革を進めたんです。変化についてこられなかった社員が辞めたこともあり、会社の平均年齢は45歳から現在は39歳まで下がっています。

◎足りなかったのは、社員との一体感

ーー先ほど会議室の外で、社長からいきなり取材同席を頼まれて藤丸常務が一度明るく断られていたのが聞こえたのですが、皆さん社長に対しても遠慮がないというか、とても仲がいいんですね。

久保さん:お話ししたように、就任当時はかなり強引な企業経営だったんです。とにかく会社の体質を変えなければ!とトップダウンでやってきましたが、これではいけないと3、4年前に気づきました。なにが足りないのか考えると、それは社員たちとの一体感だったんです。10人ほどいる課長以上の幹部社員とですら意識の共有ができていない。そこから、いままでの体制をまたすべて変えてやろうという感じでやってきたんです。課長職あたりからのボトムアップが、ここ2、3年でできてきたように思います。

今泉さん:私も転職組で、以前は病院などで働いていました。勤務時間がかなり不規則なところに双子が生まれ、ある程度自分の裁量で仕事ができる環境を探していてこちらに就職したんです。以前の職場では上司が帰らないと帰れなかったり、なかなか新しいことはできなかったんですが、こちらでは「いままでこうしていたからこうしなければいけない」といったことがまったくないんです。自分の考えを実行でき、やっていける。言われたことを言われた通りにやるということではなく、それをどう変えていくか、自分で考えられる。そこに仕事のやりがいを感じています。

藤丸(精)さん:うちでは経理部長が一番最後に来て一番最初に帰るんですよ(笑)。

◎1,000万円以上のコストカットに成功

ーー社員さんが「自分で考える」ことで大きく変わったことはありますか?

藤丸(精)さん:中小企業では珍しいかもしれませんが、決算書を課長以上の人間には毎月オープンにしています。月ごとの決算と3月にはこうなっているだろうといった予測などが社長から話されることで、課長クラスが実態を把握することが大事なんです。皆が固定費や残業代などを意識しだしました。

久保さん:以前は現場の課長などが、「現場の管理だけやっておけばいい」「不良品が出なければいい」で終わっていたのが、「利益を出す」ことを考えるようになってきました。正社員約50人に対し、管理職は10人ほど。10分の1の人間が、経営について考えるということはとても重要なんです。

藤丸(精)さん:やはりそういったことを知らないと、現場の人間は「なんでこやん忙しかと」「なんでボーナスこやん安かと」とか言うわけです。それを課長職などの人間がちゃんと説明できると違います。
例えば、1個の製品の利益が1円で、不良品を1個出すと10円かかるといったことがわかれば、意識がガラッと変わります。「これ捨てたら、10個作らんといかんよ」といったことが伝えられるようになりますから。

久保さん:おかげで不良品がずいぶん減りました。3年前には1,500万円分くらい不良品として捨てていたんです。それが、2年前で550万円、去年が400万円代ということで、劇的でしたね。

ーー1,000万円以上のコストカットですか!それはすごいですね‼︎

◎「ものづくり」の難しさと喜び

ーー技術職の藤丸さんは転職して3年とのことですが、いま仕事で何が一番楽しいですか?

藤丸(史)さん:同業とはいえ、前の会社は技術ではなく、製造部門だったのでこちらに来ていろいろ覚えている最中です。難しいですが、技術を覚えていく過程が面白いです。ここをこうしたら製品ができるといったことが少しずつわかってきだしました。

ーー3年というと会社のことも見えてくることかと思いますが、あえてお聞きしますが、つらいことと思ったことはありますか?

藤丸(史)さん:CADなどで設計しても最終的に製品がその通りにならないことですね。金属部品の原型となる金型を作っているんですが、金型がうまく作れないと製品もうまく作れません。金型のどこをどうすれば注文通りの製品ができるのか。そこには経験が必要で、できたときに達成感を感じています。

◎働きやすい環境に女性作業員も多数

ーー現在八雲製作所ではどのくらいの方が働いておられますか?

久保さん:だいたい90人ほどで、そのうち社員は48人で、いまは22人のベトナムからの実習生と、あとはパートの方ですね。今年の4月には実習生のための寮も完成予定です。

ーー工場を拝見すると、女性の姿も多く見られましたが、どういったかたちで働いておられるんですか?

藤丸(精)さん:ほとんどはパートタイムと実習生ですね。パートの方には出勤時間も一律には決めず、その人が働きやすい時間帯でやってもらっています。事務のほうですが、パートから正社員になったシングルマザーもいるんですよ。
今回の採用にあたっても、フレキシブルな働き方をしたいという方は、とにかく相談してみてほしいです。

◎のんびりした佐賀、都会的な福岡

ーー社員さん神埼在住の方が多いんでしょうか?

藤丸(精)さん:久留米や柳川、鳥栖、佐賀市などにも車で20〜40分圏内と、比較的どこにでも出やすい立地ですから、神埼以外から通っている人もたくさんいます。佐賀の人間はのんびりして穏やかな人が多いですが、福岡はまた少し違って都会的ですから、その人たちが社内で混在することでいい刺激になっています。

ーー住みたい都市ランキングで世界的にも評価の高い福岡と、都市の暮らしやすさランキングで全国1位になったこともある佐賀。入社すれば選び放題ですね(笑)。

藤丸(精)さん:ゴルフ場も安いから行きやすいですしね!(笑)

ーーゴルフですか!? 社員さんはゴルフ好きな方が多いのですか?

藤丸(精)さん:多いですよ。3ヶ月に一度は取引先の方もお招きして社内コンペをやっています。実習生にはサッカー好きも多いので、以前日本対ベトナムでフットサルの試合をやったこともあるんですよ。

◎学歴・経験よりも「やる気」を重視!

ーー皆さん仲良しで楽しそうですね。今回の採用では、どういった方に来てほしいですか?

久保さん:今回は製造の一般社員と、技術系の金型の設計製作ができる社員を募集します。ベトナムからの実習生を受け入れていることもあり、社員にはより高い技術や人をまとめることなどをやってほしいと思っています。キーマンになって、幹部候補としても頑張ってほしいです。
今後は機械の自動化などもどんどん進めていかなければいけませんし、そういった技術を習得していこうという“やる気”が大事ですね。ものすごい匠の世界ではないので、未経験でもやる気さえあれば覚えられます。異業種からでも大丈夫ですし、学歴も不問です。必要な資格やスキルなどは、会社が全面的にサポートしますし。経験よりも、とにかくやる気を重視しています。
やる気があって明るくて、責任感のある方に来てほしいです。

ーー最後に、久保社長が描く「八雲製作所の未来」を教えてください。

久保さん:過去の反省も含めて、これからは「人材を生かした経営」を目指しています。もちろん数字も追いかけないといけませんが、「人をベースに結果を出す」経営をやっていきます。
うちは自社製品があるわけではないので、やはり一人一人の技術が売りになる。だからこそ人をつくる、人を育てることが強みになるんです。企業の大小に関わらず、取引先とは対等な立場で仕事ができますよ。
現在は離職率の低い魅力的な会社組織づくりを進めている真っ最中。さらに新しい風を吹かせてくれる人に来てほしいですね。

取材中の雰囲気からも馴れ合いではなく、仲の良さを感じることができ、そこにはお互いを尊重した信頼があるのではないかと感じました。これから新しく加わる方にとっても資格やスキルのサポートもあるため飛び込み、チャレンジしやすい環境ではないでしょうか。未来のものづくりを担う一員にあなたもぜひ。

会社名
株式会社八雲製作所
募集期間
決まり次第終了
採用人数
若干名
募集職種
①金属プレス金型設計者
②金型技術者
③プレス作業員
雇用形態
正社員
勤務地
佐賀県神埼市神埼町尾崎200
勤務時間
8:00~17:00
給与
能力と経歴により要検討
福利厚生
通勤手当てあり
休日休暇
会社年間カレンダー(年間109日)
仕事内容
①金属プレス金型設計
②金属プレス金型の製作・メンテ
③金属プレス加工(自動車・バイク部品など)
応募資格
未経験者でも可
選考プロセス
STEP-1.当サイトへのお申込み
STEP-2.面接
備考
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