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筑豊地域

地域おこし協力隊

ミッションは「魅力発信と農業でビジネスをつなぐこと」。大任町が新たにつなぐ人材を募集中!

大任町役場

「自分のスキルを発揮できる場所で仕事がしたい」「サポートを受けながら新たなジャンルに挑戦したい」「都会は嫌だし、田舎すぎる場所も嫌。程よい田舎に移住したい」。そんな想いを持っている方にうってつけの求人情報があります。それは、田川郡大任町の「地域おこし協力隊」。

「田川」は聞いたことあるけど、「大任町(おおとうまち)」は知らない…という方ももしかしたらいるかもしれません。大任町は、福岡県のほぼ中央に位置する面積約14k㎡の小さな町。近隣の田川市なども含め、かつて炭鉱で栄えた地域としても知られています。人気の道の駅『道の駅おおとう桜街道』をはじめ、スーパーやホームセンターなど商業施設が充実し、福岡市まで車で約1時間半、北九州市までは約1時間。田園風景もあり、暮らしの環境にも恵まれた町ですが、いくつかの問題を抱えているために今回の地域おこし協力隊を募集することに。この募集にかける想いを、大任町役場の髙木さん、永原さん、荒木さん、そして既に地域おこし協力隊として活動している今吉さんの4名に伺いました。

ー今回の募集を始めた経緯を教えてください。

髙木さん:大任町の人口は約5,000人。過疎化が進んでいることが問題視されていますが、私が深刻に感じていることは若者の転出です。進学や就職で町を離れ、そのまま戻ってこないパターンが多いんです。なぜ戻ってこないのかと言うと、町で得るものがないから。ビジネスやイベントなど、面白いことや楽しいことがないと思われているから、若者離れがどんどん進んでいるのだと思います。その原因の一つが、情報発信がうまく出来ていないこと。実際、大任町には魅力的なビジネスやイベントがあり、珍しいサボテンが集まった『サボテンハウス』などの観光資源もたくさんあるんです。そういった情報を広く発信して、それを地域ビジネスにつなげることをミッションに、今回の地域おこし協力隊を募集することにしました。定員3名に対し、既に1人は今吉さんに活動していただいていますので、残りあと2名を募集します。

※写真中央:髙木さん

ー具体的にはどんな活動内容を予定しているのでしょうか?

永原さん:一つは、「小さな農+α」です。農業を本格的に始めようとすると、設備投資など金銭的に大きな負担がかかってしまいます。そこで、グリーン・ツーリズムや農家民泊、農家カフェなど、農業とビジネスを組み合わせた新たな農業ビジネスに挑戦していただきたいと思っています。

髙木さん:もう一つは、先ほどお話した情報発信です。大任町で起こっていることや取り組みをSNSやフリーペーパーなどでどんどん発信してもらいます。今吉さんと、小さな農+αを担う他の協力隊の活動を発信してもらうことも重要な任務です。

※写真右:永原さん

ー今吉さんはどんな任務を担っているのですか?

荒木さん:今吉さんは今年の5月に地域おこし協力隊に任用され、『株式会社おおとうニンニク食品』という会社に勤務していただいています。実は大任町とニンニクには深い関係があるのです。町の特産品に「手づくりニンニク球」という栄養補助食品があり、年間約5万個売れるほどの大ヒット商品になっています。その始まりは約30年前のこと。農協出身の女性たちが大任町に何か特産品が作れないかと考えた時に、昔から農家の方が滋養強壮のため、すりおろしたニンニクをサプリメントのように固めて飲んでいた習慣を商品化し、有限会社を設立したことが始まり。クチコミで広まって売り上げはどんどん右上がり。しかし経営陣の高齢化に伴い、会社の存続が危機に直面していました。大任町を代表する特産品なので途絶えてはならないと、大任町とJA田川が共同出資して新たに株式会社を設立し、事業を引き継ぐことになりました。その販路拡大や新商品の開発をサポートしてくれる協力隊として、今吉さんを迎えました。


今吉さん:前職でアパレルの販売業や居酒屋の経営、商店街のオリジナルグッズ開発などをしていた経緯があり、この経験を地域に生かせるのではないかと思い、応募しました。行政とも連携しながら、新たな商品を作ってブランド化できるように事業を広げ、雇用も生んでいけたらなと思っています。

※写真右:今吉さん


ー大任町の地域おこし協力隊になることにはどんなメリットがありますか?

永原さん:大任町は面積がコンパクトですが、私たち行政と町民の距離が近いことも自慢です。農家の方に地域おこし協力隊員のフォローや研修をお願いしたいという話も通しています。隊員と町民を繋ぐ、”顔を合わせた支援”が受けられるメリットがあるのでは。移住者にとって、住民に受け入れられるかどうかはすごく不安だと思います。どこの市町村にも負けないと自負するバックアップ体勢を整えていますので、そこは安心してください!

ーどんな人材に来てほしいですか?

髙木さん:情報発信に関する仕事や、民泊の経験があるという方は即戦力となって活躍していただけるのではないかと思います。旅行が好き、食べ歩きが好き、デザインができるなど、趣味や特技がある方も大歓迎。自分が得意とすることを最大限に活かすことができる仕事だと思います。何よりも重要なのは、コミュニケーション能力です。人と会うこと、人と話すことが好きな方でないとこの仕事は勤まらないかなと思います。

ー田川と聞いた人の中には、「ヤンチャな人が多い」というイメージを持つ人がいるかもしれません。

荒木さん:治安が悪いなど、良くないイメージがあることはみんな認識していると思います(笑)。でも実際はそんなことはないです!そんな風評被害を払拭しようと、町一体となってイメージアップ活動に取り組んできました。道路添いに花を植えて「花の町」を目指し、毎年4月には「花いっぱいフェスティバル」という花のイベントを開催しているのもその一環です。

※写真左:荒木さん

永原さん:道の駅効果もあり、大任町を目指して来られる観光客もずいぶんと増えたました。これからもイメージを良くする活動や取り組みを続けて、「田川(大任町)って昔は治安悪いイメージだったけど、今は観光におすすめの場所だよ」と言ってくれる人をもっともっと増やしたいです。町のパンフレット「やばいぜ!おおとう町」は昔の悪いイメージを逆手に取り、良い意味で「やばい町」に生まれ変わった大任町をアピールする内容となっていて、第4回ふるさとパンフレット大賞で優秀賞を受賞させて頂きました。

ー今後、地域おこし協力隊の方が関わっていく町の方にもお話を伺いました。まずは、「道の駅おおとう桜街道」営業マネージャーの浦野さん。物産館だけでなく、温泉や子ども向けの遊具施設などが充実し、大勢の利用者が足を運ぶ人気の道の駅。しかし、好調に見えるその影には、ある問題を抱えていると言います。

浦野さん:物産館の売り場に大任町産の商品が少ないことが課題です。地域おこし協力隊など、外からのアイデアやエネルギーで地域が活性化し、大任町の地域ビジネスが活発になれば、大任町産の特産品が増えてこの道の駅もさらに盛り上がるのでは、と期待しています。


ー次は、いちごとお米を栽培する梶原さんに、大任町の農業の現状について伺いました。

梶原さん:大任町の農家の数は近隣の町村に比べるとそんなに多くはないと思います。我が家もそうですが、旦那さんが務めに出て、奥さんが田んぼの世話する…という兼業農家も多いようです。ご多分に漏れず、高齢化のせいで廃業する農家も増えているのが現状です。そんな中、最近は意欲のある若い人が、お米よりも比較的栽培しやすいトマトや小松菜などの栽培を始めています。私たち農家は、農業を繋いでくれることが嬉しいから、積極的に尋ねてくれたら何でも喜んで教えたいと思っています。


ー最後に伺ったのは、宮崎の生産者直伝のマンゴーを栽培する、町直営の「おおとう観光農園」の池本さん。こちらは「小さな農+α」の研修先となる農園です。

池本さん:「大任町でマンゴーが育つなんて、環境が適しているんですね」とよく言われるんですが、実は適していないんですよ。それでも、甘くて美味しいマンゴーが育つために設備や栽培方法などの工夫を重ねています。熱意があれば、どんな作物でも栽培できるのではと思っています。農業は害虫や病気との闘い。根気を持って、どんな困難にも立ち向かっていける方に教えていけたらと思います。


地域おこし協力隊の任期は3年間。その間に大任町の資源の一つとなり、地域ビジネスをつなぐキーパーソンとなれるよう、大任町では町を挙げて全力的にサポートします。このチャンスを自分のものにして、スキルの有効活用や新たなチャレンジへと一歩前進しませんか?

(注)今回は当サイトへのご応募は必要ございません。
大任町役場への直接の書類送付もしくはご持参で応募完了となります。
下記内容をご確認の上、直接お申し込みください。
会社名
大任町役場
募集期間
〜平成30年7月31日(火)
採用人数
①農業をつなぐ協力隊:1名
②情報発信を通じてつなぐ協力隊:1名
募集職種
地域おこし協力隊
雇用形態
大任町の非常勤職員(一般職)
※任用期間は採用から平成31年3月31日までとし、活動に取り組む姿勢、成果等を勘案し、次年度以降更新し、最長3年まで期間を延長できるものとします。
勤務地
①大任町役場内や研修先の農家および農地
②大任町役場内
勤務時間
活動時間は週5日、38時間45分とします。
給与
①月額16万円
②月額20万円
福利厚生
社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険)、有給休暇、活動助成金、赴任旅費等手当または着任経費(上限20万円)
休日休暇
週休2日
仕事内容
①大任町のイチゴやトマトの若手農家さんに学びながら、ご自身の暮らし方、働き方にあった農業と稼げるカフェや民泊、ガイドツアーなど農業+αのアイデアで新しい農業へチャレンジしていただきます。

②大任町には全国でも珍しい品種のサボテンがあったり、28年以上続くマラソン大会があったり、他の地域に負けない資源が多く眠っています。このお仕事はそれらの魅力を掘り起こし、ホームページやSNSで情報発信し、イベントやビジネスにつなげていく仕事です。
応募資格
・おおむね20歳〜50歳の方
・心身ともに健康な方
選考プロセス
STEP-1.書類審査
(注)今回は当サイトへのご応募は必要ございません。
大任町役場への直接の書類送付もしくはご持参で応募完了となります。
下記内容をご確認の上、直接お申し込みください。
「農業をつなぐ協力隊」申込み用紙(PDF)
「情報発信で地域資源をつなぐ協力隊」申込み用紙(PDF)

【申込先】
〒824-0512
福岡県田川郡大任町大字大行事3067番地
大任町役場 総務企画財政課企画係 髙木
電話0947-63-3000
Eメール kikaku@town.oto.fukuoka.jp
大任町HP http://www.town.oto.fukuoka.jp/

STEP-2.面接
・面接は書類選考合格者を対象に行います。
・交通費、宿泊費等は自己負担とします。
・面接の結果については、決定次第、面接者全員に文章で通知します。なお不採用の理由についてはお答えできません。
備考
募集終了しました

この記事を書いた人

山本 佳世

福岡県福岡市出身。
「九州じゃらん」やペット雑誌「犬吉猫吉」の編集者を経て、フリーライターとして活動中。