▼ワンストップのリノベーションを福岡で。
リノベーションのパイオニアとして、福岡でもいち早くその事業をスタートした『リノベエステイト』。既存の間取りにとらわれない、ライフスタイルや趣味に着目した提案で、考え方の成熟したオトナ層から支持されているリノベーションチームです。
福岡の中心地・天神にほど近い大手門のオフィスを訪ねると、一般的な不動産や工務店のイメージとはかけ離れた、まるでギャラリーのような空間が広がっていました。
リノベエステイトを組織するのは、『アポロ計画』というデザイン会社。なるほど、オフィスがこんなにオシャレなのも納得です!創業したころは、広告やグラフィックデザイン、空間作りなどを中心におこなう会社だったそう。今回は代表取締役の松山真介さんにお話を伺いました。
「“デザインで社会をハッピーに”というコンセプトで、アポロ計画を創業したのが、2000年のこと。僕が一級建築士だったということもあって、会社の中でリノベーションを専門的に行う『リノベエステイト』というブランドを立ち上げたのが2004年です。初期のリノベエステイトは “空間をデザインすること”だけをしていたんですが、せっかく手がけるなら中古物件を探すところから物件のアフターフォローまで、ワンストップでしたいという思いが強くありました。それには、工務店や不動産といった役割も必要。時間はかかりましたが、10年かけてようやく体制が整い、“ワンストップのリノベーション”が叶えられるようになったんです。この春から、会社的にも、デザイン部隊とリノベーション部隊というふうに組織をわけたところです。
―理想とするリノベーションチームが出来上がり、会社としても新体制になった。そこで、新たな仲間を募集ということですね!
「僕たちが目指しているのは、九州でいちばんかっこいいリノベーションチーム。合言葉は、“Think global Act local”です。たとえば、中古物件を利活用することは、CO2やごみの削減にもつながりますよね。僕たちチームが実際につくれる物件は何千もないですが、地域密着の小さなチームであっても、そういうことを意識したい。新築よりも安く物件を提供できるので、お客さまの無理や無駄も減りますし、その分人生にゆとりが生まれます。リノベーションが家づくりの中心になれば、社会が豊かになると信じているんです。
―たしかにリノベーションの認知はどんどん広がっていますし、最近では古い物件の再生がまちづくりの軸になっているような事例もたくさんありますね。
「古いものを活かすというクリエティブな価値観は、どんどん広がっていくと思います。一方でそれを仕事にできている人は、思った以上に少ないですよね。そんな中で、リノベーションという事業に携わって、時代とともに自分が取り組んでいることの評価が上がっていく・・・こんな経験なかなかできないと思います。建築家としては、コンペに勝つことや有名な建築雑誌に載ることもひとつの道ですが、僕たちは、良質な住居を提供することでお客さまや地域の方に喜んでもらいたいし、福岡をもっとおもしろく、住みよい街にしていきたい。今回は、そんな思いに共感してくれる方にぜひお会いしたいですね。
▼スペシャリストよりも、ゼネラリストを。
―今回は、リノベエステイトの中でも、どんな職種の募集になりますか?
「営業も設計士もひととおり募集はしてるんですが・・・特に必要なのは、施工管理ですね。現場監督を想像してもらえると、わかりやすいでしょうか。工事の見積り作成や、資材や職人の手配、工事の進捗管理やアフターフォローなどが主な仕事になります。時間と予算と品質の管理ですね。『これまでにもリノベーション物件の現場監督をしていました!』なんて方は、なかなかいないと思うので、新築や店舗での施工管理をしていたという方も大歓迎です。基本的な知識さえあれば、リノベーションのことは僕たちがどんどん教えていきます。
―必要なスキルはありますか?
「コミュニケーションがまめにとれる方がいいですね。間違いのない工事をするため、業者さんとのやりとりや、お客さまへの説明など、密で丁寧なやりとりが必要になってきます。商品が家という大きなものなので、コミュニケーション不足による行き違いや思い違いが、工事のやり直しなど大変な事態に発展してしまうこともありますから。」
「それから、なによりも重視したい点がひとつあって、これは施工管理に限定したことではないですが、スペシャリストよりもゼネラリストであってほしいということ。もちろん、スキルや経験も必要ですが、たとえば、現場で施工管理をしていても、不動産の知識をもってほしいし、その逆で、不動産をする人間も、現場の管理ができてほしいと思っています。OJTの一環としてジョブローテーションも考えていますし、お客さまの求めている家づくりに対して、チーム一丸となってがんばれる。そんな人材を募集しています。」
▼幸せの維持管理がしやすいエリア・大手門
―会社のある大手門は、福岡でどんなエリアでしょうか?
「大手門は、福岡の中心地である天神から、自転車で10分。近くには、NYでいうセントラルパークのような、市民のオアシス・大濠公園があります。北へ歩くと港があって、停泊する船や造船所が見える。利便性と自然のバランスがとれたエリアです。朝は公園でランニングをして、休みの日には公園に隣接する美術館へ足を運ぶなんてライフスタイルもいいですね。家賃もそこまで高くないので、職住近接が可能です。今働いているスタッフも会社の近所に住んでいて、自転車通勤している若者が多いですよ。
自身も自転車通勤という松山さん。通勤ルートである大濠公園の緑に毎日癒されていると、表情を和ませながら話してくれました。
―最後に、これからの展望を教えてください!
「いろんな方法で、リノベーションの可能性を探っていきたいなと思っています。リノベエステイトの象徴ともいえるのが、オフィスでもある自社ビル『BLDG64(ビルヂング64)』。この物件は2011年に手に入れたんですが、もとは築50年の中古物件でした。64は、1964年に建てられたという意味。それを自らリノベーションをして、オフィスやギャラリーにしたんです。いまは一部、テナントの方にも入居していただいています。このビルを通して仲間が増えたし、コミュニティを育てることができました。そのうち、1階にライフスタイルショップをつくりたいと思っているんです。
僕たちのつくる家にあいそうな家具や雑貨をおいたり、カフェスペースをつくったり・・・。あとは、コワーキングスペースなんかもつくって、価値観の共有できる仲間をどんどん増やしていきたい。こういった実践を通して、ぼくたちがリノベーションを通してできることを探っていきたいと思いますね。
リノベエステイトでは、施工管理のほかにも建築デザイナーや、リノベーション営業(中古物件探し。松山さんは、ダイヤの原石探しと表現されていました!)も募集中!同社ホームページも、ぜひチェックを!
- 募集期間
- ~8月31日(月)
- 採用人数
- 若干名
- 募集職種
- 施工管理
- 雇用形態
- 正社員 ※試用期間3ヶ月
- 勤務地
- 福岡県福岡市中央区大手門3-12-12 BLDG64
- 勤務時間
- 9:00~17:30
- 給与
- 168,000円~508,000円(当社規定による)
- 福利厚生
- 交通費あり(上限あり)社会保険完備
- 休日休暇
- 隔週休2日(シフト制、水曜定休日)夏期/年末年始休暇
- 仕事内容
- ・リノベーション工事の見積・手配(資材調達、業者・職人選定/手配等)・工事の進捗管理・工事物件のアフターフォロー
- 応募資格
- 年齢・性別不問。普通自動車免許(AT限定可)設計・施工管理経験3年以上
- 選考プロセス
- STEP-1.本サイトへお申込みSTEP-2.書類選考STEP-3.面接(2回ほど)
- 備考
- リノベーションに関心を持ち、活動できる人歓迎!
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